真鯖 |
Chum Mackerel |
Scomber
japonicus Houttuyn |
|
基本情報 |
顎口上綱硬骨魚綱条鰭亜綱新鰭区棘鰭上目スズキ系スズキ目サバ亜目サバ科サバ属
|
国内では食用として最重要水産物。
水揚げ量も多く大衆魚として非常にポピュラーである一方で、漁獲制限を設け、近年では2000トン以上の水揚げ翌日は全船休漁し資源確保に努めている。八戸港では8月から12月にかけて、大型中型まき網船団が全国から集結し水揚げが盛んになる。
しかし、近年真鯖の主生息が北方に移動し、北海道沖で多く水揚げされている。
ドコサヘキサエン酸(DHA)、エイコサペンタエン酸(EPA)を豊富に含むことから鯖製品の売れ行きは好調である。
又、海外(エジプト、アジア)への輸出も伸びており、以前より安い印象が薄れつつある。
漁法 巻き網、定置網
漁獲時期10月‐12月 |
規格
鮮魚 |
5kg発泡入り 5尾、6尾、7尾、8尾、9尾、10尾 |
冷凍 |
15kg段ボール入り
300/500g、400/600g、600g+
300/400g、400/500g、500/600g、600g+
13kg パン凍結
200/400g |
加工品 |
鯖フィレー 5kg仕立て
20尾、25尾、30尾、35尾、40尾、45尾、50尾 |
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一覧へ↑ |
|
|
ごま鯖 |
Blue Mackerel |
Scomber
australasicus Cuvier |
|
基本情報 |
顎口上綱硬骨魚綱条鰭亜綱新鰭区棘鰭上目スズキ系スズキ目サバ亜目サバ科サバ属
|
国内では食用として最重要水産物。
水揚げ量も多く大衆魚として非常にポピュラーである一方で、漁獲制限を設け、近年では2000トン以上の水揚げ翌日は全船休漁し資源確保に努めている。八戸港では8月から12月にかけて、大型中型まき網船団が全国から集結し水揚げが盛んになる。
近年真鯖に代わって八戸港での水揚げは増加。
真鯖よりも早く夏場に脂がのり、入れ替わるように真鯖の旬である秋から冬にかけて脂が抜けてくると言われている。
脂質に関しては真鯖と比較すると若干のりが劣る。
ドコサヘキサエン酸(DHA)、エイコサペンタエン酸(EPA)を豊富に含むことから鯖製品の売れ行きは好調である。
又、海外(エジプト、アジア)への輸出も伸びており、以前より安い印象が薄れつつある。
漁法巻き網、定置網
漁獲時期10月‐12月 |
規格
鮮魚 |
5kg発泡入り
5尾、6尾、7尾、8尾、9尾、10尾 5kg仕立て |
冷凍 |
15kg段ボール入り
300/500g、400/600g、600g+
300/400g、400/500g、500/600g、600g+
13kg
200/400g |
加工品 |
鯖フィレー
5kg仕立て
20尾、25尾、30尾、35尾、40尾、45尾、50尾 |
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一覧へ↑ |
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鰤 |
Yellow Tail |
Seriola quinqueradiata Temminck &
Schlegel |
|
基本情報 |
動物門脊椎動物門硬骨魚綱条鰭亜綱新鰭区刺鰭上目スズキ系スズキ目スズキ亜目アジ科ブリ属 |
八戸港水揚げ量で上位にある。
鰤は一か所に留まることなく回遊するため、年により水揚げ量に違いがでる。また群れによりサイズがバラツキがある。
全国で水揚げがあり、大漁になるとイナダサイズは大暴落する。
1kg以下サイズは海外向け需要が強く、一昔前に比べると安くはない。
全国で水揚げあるため、地域により呼び名が違う。
イナダサイズ5kg以下
ブリサイズ10kg以上
漁法巻き網、定置網
漁獲時期10-12月 |
規格
鮮魚 |
発泡 1尾、2尾、3尾、4尾 |
冷凍 |
15kg段ボール入り
3尾、4尾、5尾 不定貫
300/500g、500/800gなど |
加工品 |
イナダフィレー 5kg仕立て |
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一覧へ↑ |
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ヒラマサ |
|
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基本情報 |
動物門脊椎動物門硬骨魚綱条鰭亜綱新鰭区刺鰭上目スズキ系スズキ目スズキ亜目アジ科ブリ属 |
八戸では稀に漁獲される。時期になれば日に数本の水揚げ程度。
イナダ(鰤)に近い種類で一件見分けにくいが、プロには簡単に見分けられる。
イナダより平たく、黄色い線が胴体中央にはっきりとある。
漁法定置網
漁獲時期 月 |
規格
鮮魚 |
発泡 1尾、2尾、3尾、4尾 |
冷凍 |
- |
加工品 |
- |
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一覧へ↑ |
|
|
真鰯 |
Japanese
sardine |
Sardinops melanostictus (Temminck
& Schlegel) |
![iwashi](2012-07-23%20005.jpg) |
基本情報 |
顎口上綱硬骨魚綱条鰭亜綱真鰭区ニシン・鰾下区ニシン上目ニシン目ニシン科マイワシ属 |
平成以降水揚げ激減していたが、数年前から前沖や道東沖で資源が回復し、3,000トン台まで水揚げが増える。
道東沖で漁獲される鰯は脂乗りが良く、前沖物は比較的脂乗りが落ちる。
鰯は大きさで小羽、中羽、大羽と分かれる。
大羽は鮮魚向けで多く出荷され、小羽、中羽は多くが冷凍へ回る。
漁法巻き網
漁獲時期10-12月 |
規格
鮮魚 |
発泡 1尾、2尾、3尾、4尾 |
冷凍 |
15kg段ボール入り
3尾、4尾、5尾 不定貫
300/500g、500/800gなど |
加工品 |
イナダフィレー 5kg仕立て |
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一覧へ↑ |
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|
本鮪 |
Blue fin Tuna |
Thunnus
orientalis (Temminck and Schlegel,1844) |
![mezi](IMG_0188.jpg) |
基本情報 |
硬骨魚類条鰭亜綱新鰭区棘鰭上目スズキ系スズキ目サバ亜目サバ科マグロ属 |
春先になると太平洋側まで鮪の群れがくる。
小型であるため鮪の子供で通称メジマグロと呼ばれる。5-6kg程度のものから30kg台まであり、たまに200-300kg台も水揚げされることがある。
八戸だけではなく近郊の三沢でも水揚げされます。
漁法定置網
漁獲時期5-6月 |
規格
鮮魚 |
発泡 1尾 不定貫 |
冷凍 |
- |
加工品 |
- |
|
一覧へ↑ |
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|
鰆 |
Japanese spanish mackerel |
Scomberomorus niphonius (Cuvier) |
![sawara](IMG_0777.jpg) |
基本情報 |
顎口上綱硬骨魚綱条鰭亜綱新鰭区棘鰭上目スズキ系スズキ目サバ亜目サバ科サワラ属 |
関西以西では非常にメジャーな魚で一般家庭でも食されるが、当地では元来水揚げがない魚種。
近年の海水温上昇に起因するのか、ここ数年水揚げが見られるようになる。
水分量が70%と多く、身崩れしやすいが淡泊であっさりした身質。
鮮度が良いものは非常に身が硬く刺身にすると美味しい。
漁法定置網
漁獲時期3-5月 |
規格
鮮魚 |
発泡
1尾、2尾、3尾、4尾 |
冷凍 |
- |
加工品 |
- |
|
一覧へ↑ |
|
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吉次 |
Bighand thornyhead |
Sebastolobus
macrochir (Gunther) |
|
基本情報 |
顎口上綱硬骨魚綱条鰭亜綱新鰭区棘鰭上目スズキ系スズキ目カサゴ亜目キチジ科キチジ属 |
1月から6月頃までトロール及びはえ縄で水揚げされる。はえ縄ものは鮮度良く色目が鮮やかである一方水揚げは少ない。トロール物は水揚げが多いが多少色目が落ちる。
大型原料になると海外向けで高値が付きやすい。
以前は千島海域での漁獲もあったが、2015年を最後にトロール船団による千島での操業を打ち切りで数量激減。
通称 きんき、きんきん
![KINKI](IMG_0134.jpg)
冷凍吉次 吉次は色が飛びやすく、冷凍は手間がかかる。
漁法
トロール、はえ縄
漁獲時期
12-6月 |
規格
鮮魚 |
発泡 3kg 6-25尾 |
冷凍 |
発泡 |
加工品 |
- |
|
一覧へ↑ |
|
|
サンコウメヌケ |
Coral
rockfish |
Sebastes flammeus (Jordan &
Starks) |
![sankoumenuke](IMG_0750.jpg) |
基本情報 |
顎口上綱硬骨魚綱条鰭亜綱新鰭区棘鰭上目スズキ系スズキ目カサゴ亜目メバル科メバル属 |
冬場のトロールで大量に水揚げされる時がある。
卵ではなく孔魚を生みます。
八戸では金目と呼ばれる。地方名とは知らず、以前築地に送った際に違うと怒られました。
漁法トロール、はえ縄
漁獲時期12-3月 |
規格
鮮魚 |
発泡
1尾、2尾、3尾、4尾 |
冷凍 |
- |
加工品 |
- |
|
一覧へ↑ |
|
|
オオサガ |
Angry
rockfish |
Sebastes iracundus (Jordan &
Starks) |
![kouzin](IMG_0073.jpg) |
基本情報 |
顎口上綱硬骨魚綱条鰭亜綱新鰭区棘鰭上目スズキ系スズキ目カサゴ亜目メバル科メバル属 |
寒い時期に水揚げされる高級魚。非常に脂乗りが良く美味しい魚。水揚げ直後は身が締まりゴリゴリした食感がある。数日経つと柔らかい食感になる。鮪や鰤と同様に熟成させて食べるのが一般的。
煮魚にしても脂乗りが良いので美味。
この魚も千島海域で漁獲されていたが、近年は近海のみの漁獲になり数量激減。
通称 こうじん 幸神メヌケ
漁法
トロール
漁獲時期
12-3月 |
規格
鮮魚 |
発泡
1尾、2尾 |
冷凍 |
- |
加工品 |
- |
|
一覧へ↑ |
|
|
金目鯛 |
Alfonsino |
Beryx
splendens Lowe,1834 |
|
基本情報 |
顎口上綱硬骨魚綱条鰭亜綱新鰭区正真骨下区棘鰭上目キンメダイ系キンメダイ目キンメダイ科キンメダイ属 |
八戸では、年に数回、天皇海山やインド洋など遠洋で漁獲された大型トロール冷凍物の水揚げがある。近年減船により、2‐3艘程度の操業。
地元の消費より関東方面の干物原料としての需要が強い。
漁法トロール
漁獲時期-
|
規格
鮮魚 |
- |
冷凍 |
段ボール入 4-24尾
袋入 4-120尾 |
加工品 |
- |
|
一覧へ↑ |
|
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スルメイカ |
Japanese flying squid |
Todarodes pacificus Steenstrup |
![SURUMEIKA](iphone%2020140928%20017.jpg) |
基本情報 |
動物門軟体動物門頭足綱鞘形亜綱十脚形上目ツツイカ目閉眼亜目アカイカ科スルメイカ亜科スルメイカ属 |
八戸が誇る日本一の水産物。
市内には古くからスルメイカを加工する工場が多く存在する。陸上にある加工施設の処理量の大きさがイカの町八戸を支えている。
八戸で水揚げされるスルメイカの漁法も多く近海釣りイカ、大型釣りイカ、巻き網、トロール等多岐の漁法により水揚げされる。
近海釣りイカは鮮魚出荷用の鮮度が高いイカ。巻き網、トロールは塩辛、ツボ抜きなど加工向け。大型釣りイカは遠洋にて船上凍結品など漁法により用途が違ってくる。
生食、焼き、煮つけと万能なスルメイカは国内消費の中でも最重要水産物の一つ。
![sento](sento.jpg)
船凍スルメイカ BQF
![sentoiqf](sentoIQF.jpg)
船凍スルメイカ IQF
漁法
巻き網、釣りいか、トロール、定置網
漁獲時期
通年 生イカ 6-1月 |
規格
鮮魚 |
発泡
15-30尾 |
冷凍 |
7.5kg段ボール入り
BQF
11/15、16/20、21/25、26/30、31/35、36/40、41/45、46/50
IQF
18/20、21/22、23/25、26/30、31/35、36/40、41/45、46/50 |
加工品 |
ツボ抜き
開きいか など |
|
一覧へ↑ |
|
|
ヤリイカ |
Spear squid |
Loligo
bleekeri keferstein |
![yariika](IMG_0743.jpg) |
基本情報 |
軟体動物門頭足綱鞘形亜綱十脚形上目ツツイカ目開目亜目ヤリイカ科ヤリイカ属 |
八戸ではヤリイカが取れ始めるとスルメイカ漁も終わりと言われる。水揚げしたものは多くが箱のままで出荷される。冬場のヤリイカは子持ちも多くある。
一部で冷凍原料として市内にて凍結される原料もある。
水揚げ直後で鮮度が高い時に刺身で食べると非常に美味い。冬場に水揚げされるヤリイカは子持ちで煮つけにすると身の柔らさと卵のプチプチした食感を同時に味わえる。
海外でも人気があるのはヤリイカ。Loligoと呼ばれ日本からの輸出もあり、且つ近縁種を日本へ輸入もしている。
漁法
トロール
漁獲時期
1-2月 |
規格
鮮魚 |
発泡
15尾、20尾、30尾、40尾、50尾、60尾など |
冷凍 |
- |
加工品 |
- |
|
一覧へ↑ |
|
|
水だこ |
North-pacific giant octpus |
Octopus
(Enteroctopus) dofleini (Wüker) |
![mizudako](IMG_0771.jpg) |
基本情報 |
動物界軟体動物門頭足綱八腕目無触毛亜目マダコ超科マダコ科マダコ属 |
八戸では漁の増減はあるが年中水揚げがある。かご漁で水揚げされる活だこは春先から大型サイズも増えてくる。以前は真だこより評価が低かったが、真だこの水揚げ減により市場でもポピュラーになりつつある。
とんび、白子(エラカレ)、卵など内臓も珍重される。
水たこは生のままだと繊維質であるが冷凍すると繊維が破壊され柔らかく食べやすくなる。
高たんぱく、低脂肪・低エネルギー、ダイエット向きの食材です。
漁法
トロール、かご漁
漁獲時期
10-6月 |
規格
鮮魚 |
発泡
|
冷凍 |
15kg段ボール入り
不定貫
|
加工品 |
- |
|
一覧へ↑ |
|
|
柳だこ |
Chestnut octopus |
Octopus
(Parochopus) conispadiceus (Sasaki) |
|
基本情報 |
動物界軟体動物門頭足綱八腕目無触毛亜目マダコ超科マダコ科マダコ属 |
水だこに比べて水揚げは少ないが、安定した水揚げがある。
漁法
漁獲時期
|
規格
鮮魚 |
発泡
|
冷凍 |
15kg段ボール入り
不定貫
|
加工品 |
- |
|
一覧へ↑ |
|
|
真鱈 |
Pacific Cod |
Gadus macrocephalus Tilesius |
|
基本情報 |
顎口上綱硬骨魚綱条鰭亜綱新鰭区側棘鰭上目タラ目タラ科マダラ属 |
白身魚の代表的な魚種。世界的に見れば青魚より白身魚の需要は高い。
冷凍食品で白身魚フライは元々真鱈であったが、水揚げ減や魚価高もあり、海外原料でもあるホキ、ブルーホワイティングス、助惣鱈など中身が変遷している。
八戸にあって通年水揚げされる数少ない魚種。冬場はトロール、夏場ははえ縄が水揚げの主流。国内需要を満たす程度の水揚げしかない。
夏場と冬場で価格差が大きく違ってくる。冬場の真鱈には白子(タラキク)や卵(真鱈子)が入っているため。又真鱈の胃袋、カマ、ホホ肉など全て食用になるので万能な魚と言える。
白子
タラコ
小さいサイズはポンタラと呼ばれ、近年輸出用として冷凍されている。
漁法
トロール、はえ縄、刺し網、たて網、定置網
漁獲時期
通年 |
規格
鮮魚 |
鱈フィレー 発泡
2-10枚/5kg
タラ白子
真鱈子 |
冷凍 |
鱈フィレー
15kg段ボール入り
真鱈子
10kg段ボール入り |
加工品 |
- |
|
一覧へ↑ |
|
|
助惣鱈 |
Alaska pollack |
Theragra
chalcogramma (Pallas) |
|
基本情報 |
顎口上綱硬骨魚綱条鰭亜綱新鰭区側棘鰭上目タラ目タラ科スケトウダラ属 |
八戸港における水揚げ上位の水産物。
春先から水揚げが多くなり、小さいサイズは輸出用として冷凍される。中国の内陸部で水産物の少ない地域向けへの輸出が多い。
近年白身魚フライの主流となっている。実際はロシア産原料が多いが、近年では国産原料も使われている。
中国向け輸出の前はk20-30円程度で推移していたが、現在はk100円を超えて決して安い魚種ではなくなってきている。
12月になると白子や卵(助子)を持つので高値になる。
漁法
トロール、はえ縄
漁獲時期
10-12月 |
規格
鮮魚 |
発泡
5-10尾 |
冷凍 |
15kg段ボール入り
300/500g、500/800gなど |
加工品 |
- |
|
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|
|
松川鰈 |
Barfin flounder |
Verasper
moseri Jordan & Gilbert |
![matsukawa1](IMG_0753.jpg) ![matsukawa2](IMG_0755.jpg) |
基本情報 |
顎口上目硬骨魚綱条鰭亜綱新鰭区棘鰭上目スズキ系カレイ目カレイ亜科カレイ科マツカワ属 |
意外と知らない高級魚。知らない理由は恐らくスーパー等店頭ではほぼ見られないからかと。扱いがあるのは寿司屋、割烹など高級店。
水揚げ量も多くはなくないのも知らない理由。北海道では王鰈というブランド化している地域もあります。
鰈類でも脂質が高い種類の一つ。
写真左の裏側が黄色いものがオス。白いのがメスになります。オスのほうが市場価値は高いが、それほど味は変わらない。(高級な感じがするからか)
漁法
巻き網、定置網
漁獲時期
10-3月 |
規格
鮮魚 |
発泡 1尾、2尾、3尾、4尾 |
冷凍 |
- |
加工品 |
- |
|
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|
|
ババガレイ |
Slime
flounder |
MIicrostomus achne (Jordan and
Starks) |
![baba](IMG_0768.jpg) |
基本情報 |
顎口上目硬骨魚綱条鰭亜綱新鰭区棘鰭上目スズキ系カレイ目カレイ亜科カレイ科ババガレイ属 |
通称なめたがれい。冬場に卵を持ち、子持ちは高値で取引される。主に煮つけ用。
市場では箱に「母」と書かれている。標準和名のババガレイのババを母に変えたという話。
なんとなく失礼な感じがする…
八戸でも鰈で一番美味しいのはこのナメタガレイという人が多いが、少し高級な為頻繁に食される魚ではない。
漁法
巻き網、定置網
漁獲時期
10-12月 |
規格
鮮魚 |
発泡 1尾、2尾、3尾、4尾 |
冷凍 |
- |
加工品 |
- |
|
一覧へ↑ |
|
|
宗八鰈 |
Sohachi
flounder |
Hippoglossoides pinetorum (Jordan
& Starks) |
![souhachi](IMG_0781.jpg) |
基本情報 |
顎口上目硬骨魚綱条鰭亜綱新鰭区棘鰭上目スズキ系カレイ目カレイ亜科カレイ科アカガレイ属 |
鰈類の中でも非常に水揚げが多い種類。
北海道噴火湾方面で水揚げされたものは中国向けに輸出されることが多い。
八戸ではそこまで水揚げされることはない。
漁法
巻き網、定置網
漁獲時期
10-12月 |
規格
|
|
油鰈 |
Kamchatka
flounder |
Atheresthes evermanni Jordan &
Starks |
![aburakarei](IMG_0790.jpg) |
基本情報 |
顎口上目硬骨魚綱条鰭亜綱新鰭区棘鰭上目スズキ系カレイ目カレイ亜科カレイ科アブラガレイ属 |
回転ずしのエンガワとしてポピュラーな魚種。殆どがロシア原料などの中国加工。輸出するほどの原料の水揚げはない。
脂質が多いためか、熱を通しても硬くならないのでフライ原料として、冷凍フィレを見かけることもある。
漁法
トロール、はえ縄
漁獲時期
12-3月 |
規格
鮮魚 |
発泡 1尾、2尾、3尾、4尾 |
冷凍 |
- |
加工品 |
- |
|
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|
|
サメガレイ |
Roughscale
sole |
Clidoderma asperrimum (Temminnck
and schlegel) |
![samegarei](same.jpg) |
基本情報 |
顎口上綱硬骨魚綱条鰭亜綱新鰭区棘鰭上目スズキ系カレイ目カレイ亜目カレイ科サメガレイ属 |
個人的に一押しの水産物。脂質も多く、焼いて皮目もカリカリするので美味しい。
こちらもスーパー等店頭に並ぶことがないので、一般的には知られていない。
名前の由来通り、肌がザラザラしてサメ皮のような感じ。
中華圏でも人気があり、北海道では活締めのサメガレイがあるとのこと。
漁法
トロール
漁獲時期
12-3月 |
規格
鮮魚 |
発泡 1尾、2尾、3尾、4尾 |
冷凍 |
- |
加工品 |
- |
|
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|
|
マコガレイ |
Marbled sole |
Pleuronectes
yokohamae Ginther |
![makokarei](IMG_0773.jpg) |
基本情報 |
顎口上目硬骨魚綱条鰭亜綱新鰭区棘鰭上目スズキ系カレイ目カレイ亜科カレイ科ツノガレイ属 |
鰈類で代表的な種類。八戸では冬場に水揚げが多くなるが通年水揚げがある。
鮮度が良ければ刺身で最高に美味しい。
漁法
定置網、刺し網
漁獲時期
12-3月 |
規格
鮮魚 |
発泡 1尾、2尾、3尾、4尾 |
冷凍 |
- |
加工品 |
- |
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|
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ひれぐろ |
Korean flounder |
Glyptocephalus stelleri |
![hireguro](IMG_0756.jpg) |
基本情報 |
顎口上綱硬骨魚綱条鰭亜綱新鰭区棘鰭上目スズキ系カレイ目カレイ亜目カレイ科ヒレグロ属 |
八戸では「オイラン鰈」と呼ばれ、一般的な水産物。
港のほうにくると店頭で干しているのを見かける。
漁法
トロール
漁獲時期
10-12月 |
規格
鮮魚 |
発泡
1尾、2尾、3尾、4尾 |
冷凍 |
- |
加工品 |
- |
|
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|
アカカレイ |
Flathead Flounder |
Hippoglossoides dubius Schmidt,1904 |
![akakarei](IMG_0778.jpg) |
基本情報 |
硬骨魚綱条鰭亜綱新鰭区棘鰭上目スズキ系カレイ目カレイ亜目カレイ科アカガレイ属 |
冬場のトロール漁で多く水揚げがある。
裏面が赤くなっているが鮮度が良い証拠。鮮度落ちすると白くなるらしい。(すぐに出荷するので白くなるのを見たことがない)
鮮度が良ければ、刺身もできるが主に煮付用。
漁法
トロール
漁獲時期
10-12月 |
規格
鮮魚 |
発泡
1尾、2尾、3尾、4尾 |
冷凍 |
- |
加工品 |
- |
|
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イシカレイ |
Stone Flounder |
Kareius
bicoloratus (Basilewsky,1855) |
|
基本情報 |
顎口上目硬骨魚綱条鰭亜綱新鰭区棘鰭上目スズキ系カレイ目カレイ亜科カレイ科イシガレイ属 |
漁法
トロール
漁獲時期
10-12月 |
規格
鮮魚 |
発泡
1尾、2尾、3尾、4尾 |
冷凍 |
- |
加工品 |
- |
|
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ヒラメ |
Bastard halibut |
Paralichthys olivaceus (Temminck & Schlegel ) |
![HIRAME](IMG_0769.jpg) |
基本情報 |
顎口上綱硬骨魚綱条鰭亜綱新鰭区棘鰭上目スズキ系カレイ目カレイ亜目ヒラメ科ヒラメ属 |
青森県の県魚でもある。水揚げも全国上位で放流事業も盛んに行われている。
市場には活魚も並び、出荷時には活締めされて全国に流れている。
10㎏を超える大きさもある。2㎏前後が扱いやすく売れ筋。
春先から夏場にかけて活魚で上場される。弊社では活締めや神経止めなどをして出荷。
漁法
トロール、定置網
漁獲時期
通年 |
規格 |
鮮魚 |
発泡
1尾、2尾、3尾、4尾 |
冷凍 |
ヒラメロイン、ヒラメフィレ等 |
加工品 |
- |
|
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|
白鮭 秋鮭 |
Chum salmon |
Oncorhynchus keta (Walbaum) |
|
基本情報 |
顎口上綱硬骨魚綱条鰭亜綱新鰭区真骨亜区正真骨下区原棘鰭上目サケ目サケ科サケ属 |
日本国内で最重要な水産物。日本で一番消費されている水産物。
八戸では9月頃から水揚げが始まり12月頃まで水揚げされる。早い時期は身質が赤く、遅くなるにつれ白く変わる。
メスは特にイクラが取れるため、オスより高値(3-4倍差)
ドレス加工は特に中国やアジア方面に流れ、鮭フレークの原料になる。又中骨も缶詰原料として流通し、頭からも氷頭として流通している。全てが使用される万能な魚種の一つ。
鮭の水揚げは北海道が多く、八戸の相場も北海道の影響を受けやすい。
意外と知らないのが、ほぐす前の物を筋子。ほぐした物をイクラという。
![](016.jpg)
![IKURA](022-1.jpg)
漁法
定置網
漁獲時期
10-12月 |
規格
鮮魚 |
ラウンド 発泡 1尾、2尾、3尾、4尾
生鮭フィレ 発泡5kg 4枚、5枚、6枚
生筋子 発泡3kg
生イクラ 500gパック |
冷凍 |
ドレス 20kg
フィレ 15kg
中骨 20kg |
加工品 |
塩イクラ 醤油イクラ |
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サクラマス |
Cherry salmon |
Oncorhynchus masou masou (Brevoort) |
![sakuramasu](IMG_0754.jpg) |
基本情報 |
顎口上綱硬骨魚綱条鰭亜綱新鰭区真骨亜区正真骨下区原棘鰭上目サケ亜目サケ科サケ属
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春先になると見受けられる。水揚げも多くはなく殆ど鮮魚出荷される。
韓国で多く水揚げされると数年前に聞いた。ロシアや北海道に向かう群れが時期で韓国沖を通るのではということ。凍結されたものが、第三国で加工され日本向けの食材になっているとも聞く。
漁法
トロール、定置網
漁獲時期
2-4月 |
規格
鮮魚 |
発泡
1尾、2尾、3尾、4尾 |
冷凍 |
- |
加工品 |
- |
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一覧へ↑ |
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ますのすけ |
King salmon |
Oncorhynchus
tshawytscha (Walbaum) |
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基本情報 |
顎口上綱硬骨魚綱条鰭亜綱新鰭区真骨亜区正真骨下区原棘鰭上目サケ目サケ亜目サケ科サケ属 |
水揚げは多くなく、その為水揚げあれば高値。ほぼ関東向けに出荷される。
漁法
定置網
漁獲時期
1-5月 |
規格
鮮魚 |
発泡
1尾 不定貫 |
冷凍 |
- |
加工品 |
- |
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一覧へ↑ |
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北寄貝
ウバガイ |
Hen-clam |
Pseudocardium sachalinense (Schrenck,1862) |
![hokki](IMG_0718.jpg) |
基本情報 |
軟体動物門二枚貝綱異歯亜綱マルスダレガイ目バカガイ超科バカガイ科バカガイ亜科ウバガイ属 |
八戸には二地域の水揚げがある。
12-4月頃までは百石近辺。春先からは階上方面。百石方面は黒い殻で、階上方面は茶色い殻。黒い殻のほうが市場では高くなる。
船による水揚げ制限があり、1日100kgまでしかとることができない。
茶北寄貝
漁法
ほっき桁網
漁獲時期
12-6月 |
規格
鮮魚 |
発泡 10kg
25-50個 |
冷凍 |
- |
加工品 |
- |
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一覧へ↑ |
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エゾボラ
真つぶ |
Ezo-neptune, Whelk, Winckle |
Neptunea
polycostata Scarlato,1952 |
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基本情報 |
軟体動物門腹足綱前鰓亜綱真腹足目(吸腔目)エゾバイ科エゾボラ属 |
漁法
トロール
漁獲時期
|
規格
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シライトマキバイ
灯台つぶ |
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Buccinum
isaotakii Kira.1959 |
![todaitsubu](IMG_0348.jpg) |
基本情報 |
動物門軟体動物門腹足綱前鰓亜綱新生腹足上目新腹足目アクキガイ超科エゾバイ科エゾバイ属 |
八戸地方でつぶといえばこの灯台つぶ。真つぶより身質が柔らかいとのこと。
それでも十分に歯ごたえがあり美味しい。
個人的にも八戸港で水揚げされる水産物の中で上位に入るぐらい美味しい。
漁法
トロール
漁獲時期
-2-6月
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規格
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ブドウエビ |
Prawn |
Pandalopsis
coccinata Urita 1941 |
![budoebi](budoebi2.jpg) |
基本情報 |
節足動物門甲殻亜門軟甲綱(エビ綱)真軟甲亜綱エビ上目十脚目抱卵亜目 |
以前北海道紋別地方で食べたことがあり、寒い地方で取れるエビと教えられた。
しかし八戸でも深場に行くトロールで水揚げがある。多くは水氷につけた1kg前後での販売。凍結ものもたまにある。
大型サイズは海外に輸出されることもある。
漁法
トロール
漁獲時期
5月 |
規格
鮮魚 |
発泡
15-40尾/1kg |
冷凍 |
1kgパック |
加工品 |
- |
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一覧へ↑ |
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毛ガニ |
Horsehair crab |
Erimacrus
isenbeckii (Brandt,1848) |
![kegani](IMG_0745.jpg) |
基本情報 |
動物界節足動物門甲殻綱十脚目短尾下目十脚目短尾下目クリガニ科ケガニ属 |
蟹と言えば北海道と思われますが、毛ガニは八戸でも数多くはないが水揚げされる。
漁法
トロール
漁獲時期
12-3月 |
規格
|
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ベニズワイガニ |
Red snow crab |
Chionoecetes
japonicus Rathbun,1932 |
![kani](IMG_0347.jpg) |
基本情報 |
節足動物門甲殻上綱軟甲綱(エビ綱)真軟綱亜綱(エビ亜綱)エビ上目十脚目短尾下目ケセンガニ科ズワイガニ属 |
時期で大量に水揚げされることもある。
漁法
トロール
漁獲時期
1-3月 |
規格
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トゲクリカニ |
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![Kurikani](IMG_0789.jpg) |
基本情報 |
動物界節足動物門甲殻綱十脚目短尾下目クリガニ科クリガニ属 |
八戸では春先にかけて、水揚げが増える。
津軽方面では春先の花見の時期に食べるので花見カニと呼ばれ重宝されている。
漁法
トロール、はえ縄
漁獲時期
12-3月 |
規格
鮮魚 |
発泡 |
冷凍 |
15kg段ボール入り |
加工品 |
- |
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一覧へ↑ |
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ワタリガニ(ガサミ) |
Gazami crab |
Portunus (Portunus) trituberculatus (Miers.1876) |
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基本情報 |
節足動物門甲殻上綱軟甲綱(エビ綱)真軟綱亜綱(エビ亜綱)ホンエビ上目十脚目短尾下目ガザミ上科ガザミ科ガザミ属 |
八戸では春先にかけて、水揚げが増える。
ワタリガニは味噌が抜群に美味しく、その身もしっとりしながらも食感もあり美味しい。
輸入物も多く見られるが国産の生を食べると、他のカニよりも味の良さがわかる。
![](iphone%2020140928%20008.jpg)
漁法
漁獲時期
月 |
規格
|
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アンコウ |
Yellow
goosefish、Angler fish |
Lophius litulon (Jordan) |
![ankou](IMG_0759.jpg) |
基本情報 |
顎口上綱硬骨魚綱条鰭亜綱新鰭区正骨下区側棘上目アンコウ目アンコウ科アンコウ属 |
青森県はアンコウで有名な地域もある。活魚で関東に送られているとのこと。
八戸では主にトロールでの水揚げ。
20kgを超える大物から1kg程度の小さいサイズもある。
寒い時期に非常に高値。
アンコウと言えば鮟肝。夏場もアンコウがあるが肝にもムシが多い。
![ankoutail](IMG_0365.jpg)
漁法
トロール、定置網
漁獲時期
12-3月 |
規格
鮮魚 |
発泡
1尾、2尾、3尾、4尾、5尾 |
冷凍 |
15kg段ボール入り
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加工品 |
- |
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一覧へ↑ |
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アブラボウズ |
Skilfish.Blackcod |
Erilepis
zonifer (Lockington, 1880) |
![aburabozu](IMG_0748.jpg) |
基本情報 |
顎口上綱硬骨魚綱条鰭亜綱新鰭区棘鰭上目スズキ系スズキ目カジカ亜目ギンダラ科アブラボウズ属 |
はえ縄で水揚げされ鮮度が良いと刺身でも食される。煮つけにしても美味。
アブラボウズの脂は不飽和オレイン酸の一種グリセリド。一度に多く食べると食あたりを起こすほど脂が乗っている。
昔、クエと言って売られていたこともあるが、地方名(市場での販売名)でクエとして売られていたので、それがそのまま流通に乗ってしまっていた。
脂乗りが好きな海外市場でも知名度を上げている。
![bozu](IMG_0792.jpg)
鮮度が良いとき、未だ黒くない。
漁法
トロール、はえ縄
漁獲時期
|
規格
鮮魚 |
発泡
1尾、2尾 不定貫 |
冷凍 |
- |
加工品 |
- |
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一覧へ↑ |
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アイナメ |
Green ling |
Hexagrammos otakii Jordan and
Starks |
![](IMG_0952.jpg) |
基本情報 |
顎口上綱硬骨魚綱条鰭亜綱新鰭区棘鰭上目スズキ系スズキ目カジカ亜目アイナメ科アイナメ属 |
八戸では通称油目(あぶらめ)。
冬場のトロールでも多く水揚げがあり、活魚もあり多様な漁法で水揚げされる。
弊社では活魚は活締めで出荷する。
全国的に水揚げされる魚種の為各地において通称が存在する。
釣り人の間では非常にポピュラーな魚種であるが、漁ではそれほど多く水揚げされる水産物でもないため、一般家庭で出されることはない。
漁法
漁獲時期
|
規格 |
鮮魚 |
発泡
2尾、3尾、4尾 |
冷凍 |
- |
加工品 |
- |
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一覧へ↑ |
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真アナゴ |
Conger-eel |
Conger
myriaster (Brevoort, 1856) |
![](IMG_0954.jpg) |
基本情報 |
顎口上綱硬骨魚綱条鰭亜綱新鰭区真骨亜区カライワシ下区ウナギ目アナゴ科クロアナゴ亜科クロアナゴ属 |
各種漁法で水揚げされる。
水産物としてポピュラーである一方で、流通するのは絶対量が足りず輸入物が多い。
焼き物、天ぷら、すしネタ、煮物と汎用性が高く料理の定番として人気がある。ウナギほどしつこい感じがないので万人に食べやすい。
近年養殖化に成功した話もあり、益々大衆化が期待される。
漁法
漁獲時期
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規格
鮮魚 |
発泡
6-10尾 |
冷凍 |
- |
加工品 |
- |
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一覧へ↑ |
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イラコアナゴ |
Gray
cutthroat eel, Long-nosed eel |
Synaphobranchus kaupii Johnson |
![irakoanago](IMG_0758.jpg) |
基本情報 |
顎口上綱硬骨魚綱条鰭亜綱新鰭区真骨亜区カライワシ下区ウナギ目ホラアナゴ科ホラアナゴ属 |
当地では沖ハモと呼ばれは売られている。
ハモと同じく非常に骨が多く、骨切りして食べなければならない。
アナゴの代用品として多くの加工品に使用されている。
大きめのイラコアナゴは身が柔らかく非常に美味しい。(加工品に使われるのは小型な為、その美味しさが十分伝わらないかも)ウナギのようにかば焼き風にしても美味しくなります。
漁法
トロール
漁獲時期
12-5月 |
規格
|
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クロソイ |
Black
rockfish |
Sebastes zonatusschlegeli
Hilgendorf |
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基本情報 |
顎口上綱硬骨魚綱条鰭亜綱新鰭区棘鰭上目スズキ系スズキ目カサゴ亜目メバル科メバル属 |
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漁法
漁獲時期
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規格
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キツネメバル |
Fox jacopever |
Sebastes
vulpes Doderlein |
![mebaru](IMG_0351.jpg) |
基本情報 |
顎口上綱硬骨魚綱条鰭亜綱新鰭区棘鰭上目スズキ系スズキ目カサゴ亜目メバル科メバル属 |
漁法
はえ縄
漁獲時期
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規格
|
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アブラツノサメ |
Atlantic piny dogfish |
Sqoalus
acanthias Linnaeus |
![aburatsunozame](IMG_0744.jpg) |
基本情報 |
顎口上綱軟骨魚綱板鰓亜綱サメ区ツノザメ上目ツノザメ目ツノザメ科ツノザメ属 |
青森県では1,800トンの水揚げがあります、古より食す文化があります。サメは血液中の浸透圧調節のために多量の尿素とトリメチルアミンオキサイドを含み、死後、アンモニア臭がします。
鮮度が良いものはむき身にして出荷される。
ひれなどは乾燥してフカヒレ原料になる。又すり身原料として重要な水産物でもある。
八戸にはサメを酢味噌にあえて食べる文化がある。から揚げにしても鮮度が良ければ臭みもなく、柔らかい食感で万人に食べやすい。
漁法
トロール
漁獲時期
12-3月 |
規格
鮮魚 |
発泡 剥きサメ
2-5枚 |
冷凍 |
- |
加工品 |
- |
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一覧へ↑ |
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エゾアイナメ
どんこ |
Brown hakeling,Burbot, Ling |
Physiculus
maximowiczi (Herzenstein) |
![donko](IMG_0793.jpg) |
基本情報 |
顎口上綱硬骨魚綱条鰭亜綱新鰭区正新骨下区側棘鰭上目タラ目チゴダラ科チゴダラ属 |
うまづらはぎやアンコウ等と同じく肝が美味しい水産物。
年間通して水揚げがある。
漁法
トロール、はえ縄
漁獲時期
12-3月 |
規格
鮮魚 |
発泡
1尾、2尾、3尾、4尾、5尾 |
冷凍 |
15kg段ボール入り
|
加工品 |
- |
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一覧へ↑ |
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鰊 |
Pacific herring |
Clupea
pallasii Vakenciennes |
![nishin](IMG_0770.jpg) |
基本情報 |
顎口上綱硬骨魚綱条鰭亜綱新鰭区新骨亜区正新骨下区側ニシン上目ニシン目ニシン科ニシン亜科ニシン属 |
八戸での水揚げは少ない。鰊は食べる地域が限定されている。盛岡や京都など水揚げがないところで食べる文化があったりする。国内の水揚げが限定的で最近は多くが輸入原料に頼っている。
魚卵の数の子はほぼ輸入物。韓国釜山で春先にロシア産数の子のオークションがある。
世界中で魚卵を食べるようになったがこの数の子は未だ日本が一大消費地で世界中から数の子が集まる。
骨が多く食べにくいが水産物の中でも良い味の魚の一つだと思う。
漁法
トロール
漁獲時期
12-3月 |
規格
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